ULINKデバッグアダプタはパソコンのUSBポートとターゲットシステム(JTAGかそれに類するデバッグインタフェース)を接続し、ターゲットハードウェア上でデバッグやトレース、組込みプログラムの解析のためのプログラムを走らせます。

各デバッグアダプタ比較

  ULINKpro ULINKpro D ULINK2
型番 ULINK-PRO ULINKPRO-D ULINK2
RAMブレークポイント 無制限 無制限 無制限
ROMブレークポイント
(ARM7/9)
最大2 最大2 最大2
ROMブレークポイント
(Cortex-M)
最大6 最大6 最大6
実行ブレークポイント
(実行中に設定)
アクセスブレークポイント
(ARM7/9)
最大2
(R/Wのみ、値あり)
最大2
(R/Wのみ、値あり)
最大2
(R/Wのみ、値あり)
アクセスブレークポイント
(Cortex-M)
最大4
(値あり)
最大4
(値あり)
最大4
(値あり)
デバッグサポート
リアルタイムエージェント
(ARM7/9)
× ×
シリアルワイヤデバッグ
(Cortex-M)
データトレース(Cortex-M with SWO)
(シリアルワイヤビューワ)
命令トレース(Cortex-M with ETM)
(エンベデッドトレースマクロセル - ETM)
× ×
性能
JTAGクロック ≤ 50MHz ≤ 50MHz ≤ 10MHz
メモリR/W ≈ 1MB/s ≈ 1MB/s ≈ 28KB/s
フラッシュR/W 32KB/s 32KB/s ≈ 25KB/s
データトレースストリーミング 800Mb/s 100Mb/s 1Mb/s
コネクタ
10ピン(0.05インチ)
(Cortexデバッグコネクタ)
20ピン(0.10インチ)
(ARM標準JTAGコネクタ)
20ピン(0.05インチ)
(Cortexデバッグ+ETMコネクタ)
×
16ピン(0.10インチ)
(Infineon OCDSコネクタ)
× ×
14ピン(0.10インチ)
(ST µPSDコネクタ)
× ×
I/O電圧範囲 1.2V - 3.3V 1.2V - 3.3V 2.7V - 5.5V
サポートされているデバイスファミリ
XC800, µPSD,
XC166/XE166/XC2000
× ×
LPC950(8051) × ×
ARM7, 9
Cortex-M