4.2.1 ドラッグティーチング(手動で記録させた動作)

ロボットのジョイントを直接ドラッグして希望のかたちになるように動かし、その軌道を記録することをドラッグティーチングといいます。

協働ロボットの機能を応用したものです。これにより従来の設定方法が抱えていた様々な問題を防ぐことができるため、ロボット分野では新たなテクノロジーとして期待が持たれています。

製品によってドラッグティーチングの方法には違いがあります。お使いの製品にあったステップに従ってください。

  • Atomには最新バージョンのatomMainを、Basicにはminirobotを書き込んでください。Maincontrol機能を選択してください(マイクロCPUベースの製品にBasicを書き込むのに必要です)。
  • recordingボタンまたはキーボードのキーを押します。
  • 保存先のパスを選択します(マイクロCPUベースの製品にはこのステップはありません)。
  • ロボットのジョイントを直接動かして希望のかたちにし、動きの軌道をつくります。
  • ボタンまたはキーボードのキーを押して保存します。
  • playボタンまたはキーボードのキーを押します。
  • 保存されたファイルのパスを選択すると、ロボットアームが動きます。
  • exitボタンまたはキーボードのキーを押して終了します。

この章では、ドラッグティーチングの簡単な始め方と操作方法について扱います。


出典 : Elephant Robotics資料 Drag teaching

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